臨床心理士 (登録番号:第24443号)
公認心理師 (登録番号:第1306号)
- とくに関心のある療法
- 分析心理学を軸にしたイメージ療法、力動的心理療法、
支持的心理療法、箱庭療法、マインドフルネス
- とくに関心のある領域
- 気分障害、不安障害、人格障害、発達障害、思春期・青年期における問題
対人関係・家族関係の諸問題、学校・職場における不適応、愛着障害
- 所属学会
- 日本心理臨床学会、日本箱庭療法学会、日本ユング心理学会
- 駐在ルーム
担当カウンセラーは全員が公認心理師と臨床心理士の両方を所持する有資格者です。
認知行動療法、家族療法、問題解決アプローチ、マインドフルネス、力動的心理療法、箱庭療法等々さまざまな専門的技法を習得したカウンセラーが、来談者にとって最も適切と考えられる方法で、もしくは来談者がご希望された方法でカウンセリングを進めていきます。
「自分らしく、この世界に根を下ろして生きることがしづらくなっている」。困りごとは様々でも、苦悩を抱えたみなさんに共通するのが、そういう状態に陥っている、ということのように思います。例えば、「発達障害特性ゆえに叱責され、自分を抑え無理やり合わせて生きてきた」「子育てがうまくいかず母親失格と落ち込む」「自分が何をしたいのかわからず周りと比べ焦る」など…。私たちには一人一人個性があります。その個性をできるだけ発揮しながら、なおかつ他者や社会とうまくやっていく、それが、人として共通する願いではないでしょうか。カウンセリングでは、常識や一般論は一旦脇に置き、自分自身の考えや思いを確かめながら、自分らしく社会に適応していく在り方をつかんでいくことを目指します。相談者に合わせて、言葉や思考以外の、イメージ・身体感覚といった手がかりも大切にします。
不安や抑うつ、ストレスからくる心身の不調、対人関係の悩み、休職や再発予防、ストレスマネジメントなど、働く人のメンタル不調に関心を持っています。
不安や心配事など頭から離れない思考への対処やトラウマケアには、マインドフルネスで今の自分に気づいたり注意を切り替えたりする練習を、またセルフコンパッションで自分を大切にする方法を模索していきます。カウンセリングの中でもマインドフルネスを行いますので、やってみたい方はぜひおっしゃってください。
また、企業においてメンタルヘルスのコンサルティングも行っております。これまでリワーク施設で長く勤務をしてきた経験も活かし、ご家族や職場のメンタルヘルス担当者のかたへの助言等も行います。
一般企業での就労歴があり、その多くの期間を人事スタッフとして、働く人が抱える様々な問題に対応して参りました。臨床心理士資格を取ったのは一般企業就労後ですが、以降はリワーク施設で、うつ病(気分障害)やストレス関連疾患で会社を休職している方のスムーズな復職や再発防止の支援に力を入れて参りました。気分障害の背景に発達障害をお持ちの方へは、企業でのよりよい人間関係づくりや、特性を活かした働き方についても、一緒に考えて参ります。また、キャリアアップや転職を考えている方のお手伝いもしたいと思っています。現在は宇治おうばく病院で勤務しており、PTSDや認知症についても関心を寄せております。
医療機関や大学併設の相談室での心理面接や、学校等での心理学に基づくメンタルヘルス向上のためのプログラムを開発・実践をしてきました。特に、青年期のメンタルヘルス支援に力を入れています。
青年期は成人期へと移行する重要な時期ですが、一方で生活面の変化も大きく、自己の課題に直面しやすい時期です。しっかり将来を考えるからこそ、大きな不安や悩みに圧倒されることもあるかもしれません。カウンセリングでは、一人ひとりの「しんどさ」を、認知行動療法の視点を使い丁寧に紐解いていきます。そして、不安や落ち込みへの向き合い方、ぐるぐる思考との付き合い方など、その人にとっての解決策を共に考えていくカウンセリングを心がけています。
主に精神科・小児科の医療機関にて小学生~ご高齢の方まで幅広く相談経験を重ねてきました。現在は特に発達障害傾向を抱える方の生きづらさについてと、トラウマ治療について専門的に学んでいます。
人が感じる悩みや違和感は、その方がこれまでどのように感じ生きてきたかの積み重ねでもあります。お話をいろんな角度からお聴きしながら、悩みや症状の背景にある自分自身(や相手)について知ったり、対処の仕方を広げていくお手伝いをさせていただきます。この社会や今の生活の中でどう居ることが少しでも安心して自分らしく居れるのかを一緒に考えていきます。
言葉でのやりとりがメインですが、夢や箱庭、絵も取り入れたりしますので、関心のある方はご利用ください。
当カウンセリングセンターのほかに宇治おうばく病院でも勤務しています。これまで、医療機関で心理検査や個人カウンセリング、集団療法などを経験してきました。
気分障害や不安症などの精神疾患や発達障害に関するご相談、疾患名はつかないけどなぜか生きづらいといった悩みに関しても、今ある苦悩を少しでも減らせるように一緒に考えさせていただきます。困りごとの背景には自然と身についてきた考え方や行動パターンが影響していることもあります。そういった場合には、考え方や行動に焦点を当ててカウンセリングをしていきます。また、困っている問題や症状の緩和はもちろんですが、その人らしさを発揮しながら人生を歩んでいけることも大切にしていきたいと思っております。
他人をうらやむ気持ちや,自分を大切にできない気持ち,どうしても変えられない身体の状態など,簡単に変えることができない思考や感情,そして周りの環境との付き合い方についてのご相談に対応いたします。自分では変えられないもののために使っている心のスペースを,少しでも自分がいきいきできる行動を選択するために使えるようにしていくことを目指しています。嫌な感情や思考であるからといって,それを消し去ることは簡単にはできません。どのような方法でその感情や思考と付き合っていくと,あなたにとって心地よいのか,よりよく生きていけるのか,一緒にさがしていきたいと思っております。
当カウンセリングセンターのほか、宇治おうばく病院に所属し、気分障害や統合失調症など様々な精神疾患をお持ちの方へのカウンセリングや疾病理解のための勉強会、発達障害の心理検査を担当する機会を多く持ってきました。
家族関係や仕事での人間関係、トラウマの問題、性格についてなど様々なご相談内容に対応させていただきます。相談に来られる方のニーズを一番大事に、しんどくさせている要因を見つけるだけではなく、その人らしさを大事にしたいと思っています。生きることが少しでも楽になれるように、その人の持っている可能性や力を引き出し、のびのびと発揮できるようなカウンセリングを目指しています。また、症状や特性との上手な付き合い方、体調のコントロールの仕方などについても一緒に考えていけたらと思っております。
長く精神科病院に心理職として勤めていますので、主要な精神疾患にまつわる困り事へのご相談に対応いたします。
また、生きづらさの問題にも対応しています。恐れや怒り、悲しみ、不安、自己否定、自責の念、恥の感情、死にたいと思うまでに追い詰められた気持ちなど感情に関する困りごと、人間関係の悩み、トラウマの問題などについて、ご相談しにくいと感じられるものではありますが、どうぞご相談ください。
相談してみようと思われたということは、回復や改善のための一歩を歩みだすことと同じだと思います。来所された方の人生が今より少しでも良いものになるために何ができるか、もしくはわずかでも今感じておられる苦痛を減らすにはどのようなことができるかを一緒に考えていくことが、カウンセリングでは最も大切なことだと考えています。
感情やトラウマの問題に対しては、ホログラフィートークという、過去の問題の解決を目指す心理療法の一つを行うことも多いです。
これまで、精神科病院、大学併設の相談室、私設相談室にて勤務し経験を重ねました。
心の不調は周囲の人から見えにくく、だからこそ、それを抱えて生きていくのは辛いと思います。風邪をひいたら内科に行ったり、歯が痛くなったら歯科に行ったりするような気軽さで、心の不調や悩みを抱えていらっしゃるときは、ぜひカウンセリングでご相談ください。なぜ困っているのか、何に困っているのか、自分では分からないということもよくあると思います。お一人お一人の「どのようになりたいか」を丁寧に聴き取りながら、一緒に困りごとを整理し、解決に近づけるようサポートいたします。また、ご夫婦、ご家族、学校、職場などにおける対人関係でお困りの方も、ぜひお待ちしております。複数人でのカウンセリングも可能です。
予約制です。お電話にてご予約ください。
カウンセリングのお問い合わせ・ご予約
大学の学生相談や医療機関、公共の相談機関において経験を重ねました。心身面の不調やトラウマ、学校・職場での不適応、家族の問題、育児や介護といった現実的な問題に加え、人生の意味・生きがいなど、実存的な課題にも取り組んでいます。相談者その人らしさを尊重し、状態をモニターしながら、症状の緩和や考え方・捉え方に焦点を当て、対話によって改善していけるよう心がけています。さらに言葉にならない想いを理解するために、イメージやからだの感覚も利用して全体的にアプローチする姿勢を大切にしています。カウンセリングを受ける中で、新たな自分に出会えるよう、お手伝いできればと思います。